2024.01.15

「スーツの選び方」メンズ初級編

スーツの選び方
「スーツの選び方」メンズ初級編

数あるスーツの中から自分に合った「この1着」を見つけるためには“少しのコツ”が必要です。
それを知っているかどうかで、スーツ選びには大きな差が生まれるもの…。

そこで今回は、スーツ選びの際に知っておきたい少しのコツを紹介します!

Step.1 自分に合ったスーツのサイズを知る

スーツを購入すると決めたら、みなさんは最初に何をしますか?

「どんなデザインのスーツにしよう」「色・柄は何がいいかな」、こんなことを考える方が多いのではないでしょうか?

でも、まずはスーツ自体を調べるよりも先に「自分自身を知ること」から始めることをオススメします。自分自身を知るとは、体のサイズや体型、自分に合ったスーツのサイズを知ることです。

スーツのサイズが重要な理由

スーツでサイズ選びが重要視される理由を確認しておきましょう。

カジュアルファッションにおいては、流行や自分の好みに合わせて、あえてオーバーサイズで着崩したり、本来のサイズより小さめのアイテムをタイトに着こなしたりと、自由に個性を表現することができます。

一方でスーツは、ビジネスシーンやフォーマルシーンで着用する機会がほとんどです。

そのため、TPOを無視して自分の好みや個性を押し通すのはマナー違反となってしまいます。サイズが合っていないスーツは、相手にだらしない印象を与えてしまったり、社会人として信頼に欠ける印象を与えてしまう恐れがあります。

また、スーツは身体のシルエットを美しく見せるために立体的な仕立てとなっています。そのため、自分にあったサイズを選ばないと、スーツ本来の美しいシルエットを損ねてしまうのです。

スーツのサイズを確認する方法

サイズ表

ちなみに、みなさんはご自身のスーツのサイズをご存知ですか?

できれば最初はお店に行って、プロのスタッフに計ってもらうのがベターなのですが、自宅でも簡単に調べることはできます。P.S.FAでは「身長」と「ウエスト」を元にサイズ表を公開しているので、チェックしてみてください。

たとえば、身長が170㎝~175㎝でウエストが82cmの方は、「A6」サイズになります。既にスーツを持っている場合は、この表で調べた後にスーツのタグを見て、サイズをチェックしてみましょう。

Step.2 スーツのタイプを知る

自分の体型とスーツサイズがわかったら、次にスーツのタイプを見ていきます。

一言で「スーツ」といっても、さまざまなタイプがあります。今回はジャケットとスラックス(パンツ)の両方で、それぞれの基本のタイプを紹介します。

ジャケット

ジャケット

<シングルブレスト>
現在の主流であるシングルブレストは、ジャケットのボタンが一列のデザインです。2つボタンと3つボタンがありますが、2つボタンは3つボタンに比べてシャツ部分が多く見えるので、胸幅を大きく見せる効果があり、日本人に適していると言われています。現在は2つボタンが人気です。

<ダブルブレスト>
ボタン配列が2列のため、折り重なる部分ができるダブルブレストは重厚感の出るデザインです。肩幅のあるガッシリした体格の人に似合うスーツですが、若者の多くはダブルではなくシングルを選ぶ傾向にあります。

<スリーピース>
ジャケット、ベスト、スラックスの3点で構成されるスーツをスリーピースと呼びます。中にベストを着ることで、フォーマルの雰囲気が強くなります。また、ジャケットを脱いでもだらしなく見えず、お洒落な印象を与えることもできます。

スラックス

スラックスのポイントは「タック」と「裾」です。それぞれ見ていきましょう。

<タック>
タックとはポケット部分の生地の織り込みのことです。ゆとりを作ったパンツのシルエットを綺麗につくる役割や、クラシカルな印象を与えます。タイプは、タックのない「ノータック」、1つの「ワンタック」、2つの「ツータック」があります。ノータックのパンツはシルエットが細く見え、スッキリとした印象を与えるので人気があります。

<裾>
裾の長さを調整する際に折り返しをしないものを「シングル」、折り返しをするものを「ダブル」と呼びます。最近はさまざまなシーンで履くことのできるシングルが主流ですが、ダブルはシルエットを美しく見せる効果があるので、ビジネスシーンのみでの利用の場合はダブルを選ぶ人も少なくありません。

まとめ

「メンズ初級編」は以上です。まずは自分を知り、スーツのタイプを知るという基本からはじめてくださいね。わからないことがあれば、お近くのP.S.FAのお店を下記サイトでチェックして、スタッフに気軽に聞いてみてください!

今後もこのコラムでは、さまざまな「スーツの選び方」のコツを紹介していきますので、ぜひ、チェックしてください!

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