日本の夏のオフィスにすっかり定着したクールビズ。
一方でルールやマナーに合ったアイテム選びや、コーディネートに不安を持つ人も多いようです。
そこであらためて、現在のクールビズにふさわしい服装の選び方をP.S.FAのスタッフコーデを交えてご紹介します。
暑い夏を快適に過ごすために推奨されているクールビズ。
ですがそもそもクールビズはいつだれが決めたどんなものなのかご存じでしょうか?
クールビズとは、夏の暑い日でも服装や取り組みを行うことで適正な室温(目安は28度)で快適に過ごすライフスタイルのことです。
地球温暖化対策の一環として2005年に環境省の呼びかけによって始まりました。
2012年からは東日本大震災による電力不足の影響によって、クールビズよりも服装の軽装化を図るスーパークールビズも提唱されました。
現在では環境保護の観点だけでなく、熱中症などの健康対策、より柔軟な働き方の実現のためにクールビズを取り入れる会社は多くあります。
環境省のWEBサイト「環境省におけるクールビズの服装の可否」では、目安としてクールビズの服装を以下のように推奨しています。
会社によっては服装規定がある場合がありますので、就業規則を確認しておきましょう。
しかし基本的にクールビズは強制ではなく、任意で行うものです。
服装 | クールビズ | スーパークールビズ |
---|---|---|
ノーネクタイ | ○ | ○ |
ノージャケット | (○) | ○ |
半袖シャツ | ○ | ○ |
かりゆしシャツ | (○) | ○ |
ポロシャツ | × | ○ |
アロハシャツ | × | ○ |
Tシャツ | × | △ |
ランニングシャツ | × | × |
チノパン | (○) | ○ |
ジーパン | × | △ |
ハーフパンツ | × | × |
スニーカー | × | ○ |
サンダル | × | △ |
※○は可、(○)は可だが徹底されていない、△はTPOに応じた節度ある着用に限り可、×は原則不可
P.S.FAオンラインショップで販売中のアイテムを使ったおすすめののクールビズコーデをご紹介します。
ベージュのポロシャツにネイビーのチェック柄ジャケットとデニム調パンツを合わせたさわやかな夏のジャケパンコーデ。
ポロシャツは襟が綺麗に開くワイドカラー、前のボタンが下まであるクールビズにおすすめのビジネスポロシャツです。
着やすさはポロシャツ、見た目のきちんと感は半袖ワイシャツに近い感覚で着ていただけます。
ジャケットは通気性のよいアバンエアセットアップのジャケット。
パンツはストレッチ性抜群のエドウインのデニム調ニットパンツ。
シューズはタッセルローファーを合わせています。
ネイビーのセットアップを中心にまとめた統一感のあるコーデ。
セットアップは機能性の高いポリエステル素材を使用しておりとても涼しく、ご自宅でのお洗濯が可能なウォッシャブル仕様。
Tシャツは抗菌防臭、接触冷感、紫外線軽減機能を持つ綿100%生地を使用。
しっかりした素材感のものを選べばTシャツでもカジュアルになり過ぎません。
半袖シャツが涼し気なコーデです。
カッタウェイとはワイシャツの衿型の種類で、180度以上開いた襟型です。
カッタウェイはノーネクタイでもネクタイしても お洒落です。
こちらのシャツは完全ノーアイロン、ストレッチも効いており機能も抜群。
パンツは汎用性の高いネイビーのウールリネン混。
ダブルモンクのシューズを合わせて、クールビズでありながらビジネス感を忘れないスタイルです。
大地や植物など自然を彷彿とさせる色を使ったコーデ。
落ち着いたトーンでナチュラルな印象を与えてくれます。
ポロシャツは先染め仕上げで肌触りも快適なリネンタッチ。
ジトっとした時期や夏の汗をかいた時でも、さらっとした着心地です。
リラックス感のある衿デザインはリモートワークや休日シーンにも重宝し、男らしさに加え今どき感もプラスしてくれる一枚です。
パンツは、ウエストゴムや脚長効果などが充実したスラックスを合わせています。
ベーシックなアイテムを合わせながらも小物でこなれ感を感じさせるコーデです。
ベルトはドイツのサラマンダー社で製造された再生皮革を用いたメッシュベルト。
天然皮革の端材を集めて造るためサスティナブル。
ほどよいこなれ感を演出してくれます。
バッグは前面のポケットがスタイリッシュなブリーフケース。
大きく開くので中身を取り出しやすく、PCも収納できる大容量。
クールビズの服装とはいえ、社会人としてビジネスの場にふさわしい服装をする必要があります。
特にお客様や取引先へ訪問する場合には注意です。クールビズの服装では、以下のようなポイントに注意しましょう。
気温が高いとは汗をかきやすいため、清潔感を保つためにもシャツの下にはインナーを着用しましょう。
インナーを選ぶ時のポイントは、色柄の薄いシャツを着た時でも透けない色を選ぶことです。
白や黒のインナーは意外と透けやすいので、肌色に近いベージュのインナーが透けにくくおすすめです。
クールビズでは一番上のボタンを開ける場合もあるので、丸首よりもVネックのインナーが着まわしやすいです。
ジャストサイズより大きいアイテムを選ぶとだらしなく見えてしまいます。
ワイシャツやポロシャツの場合、ジャケットが無い分大きさが目立ちます。
スラックスの場合、ワイドなシルエットはビジネスの場にはカジュアル過ぎてしまいます。
逆にスリムすぎるサイズを選んでしまうと、汗が染みたり体にフィットしすぎて清潔感にかけます。
クールビズで着るための服装はジャストサイズを選びましょう。
企業によってクールビズを取り入れていない場合もあります。
そういった企業への訪問時に印象が悪くならないよう、ジャケットやネクタイも用意しておくと安心です。
シワになりにくい素材を使ったジャケットなら外出時に持ち運んでも問題ありません。
汗をかいてもすぐに洗えるウォッシャブルのジャケットならクリーニングせずに手軽に清潔感が保てます。
P.S.FAオンラインショップではクールビズに使えるアイテムが好評発売中です。
商品詳細はもちろん、ご紹介しきれなかったスタッフコーデや動画などのコンテンツも充実。
セールやキャンペーンも随時開催しています。
ぜひご覧ください。
今回は、クールビズについてご紹介しました。
クールビズの服装はポイントを抑えれば、地球にやさしく快適に過ごすことが出来ます。
今回ご紹介した情報も参考に、クールビズの着こなしを楽しんでみてはいかがでしょうか。