スーツで一番大切なのは、
「サイズ」
デザイン性よりも、
“フィット感”を重視しよう
スーツ選びで何よりも大切なのは、サイズ感。自分の身体にフィットするジャストサイズを選ぶだけで、360度どこから見られても素敵に着こなすことができます。スーツ選びの6つのチェックポイントを押さえ、洗練されたスタイルを完成させましょう!
胸まわり
ボタンを全て留めたときに、キツすぎないのがポイント。適度にゆとりあるサイズ感を選びましょう。
袖丈
手のくるぶしが隠れる程度がおすすめ。デスクワークの場合、長すぎると擦れることも。
スカート丈
起立の状態でヒザ頭の真ん中、着席の状態でヒザ上丈が理想。身長に合わせてバランスをみて。
ベルト着用
パンツスーツの場合はベルトを着用することで、ウエストがマークされスタイルにメリハリがでます。
ジャケット丈
ヒップのもっとも高い位置に合わせるのがベスト。どんなボトムとも相性抜群の着丈です。
パンツの裾丈
フルレングスの場合、ヒールにかかる程度の長さに仕立てましょう。パンプスを履き、床から3センチの位置の長さにすると美脚効果もあります。
押さえておきたいスーツの代表カラー
スーツは色によって、相手にもたらす印象が変わります。
自分の好みやシーンに合わせて選ぶことで、エレガントからファッショナブルな着こなしまでコーディネートを楽しめます。
Navy Suitネイビー
知性と品をまとうなら
迷わずネイビー
知的さとフレッシュさを兼ね備えるネイビーは、ワードローブに1着は欲しい定番カラー。インナーを引き立てる汎用性の高さも魅力。キリッと感がほしいときにはパンツスーツで、信頼感と誠実さを演出してみて。
Black Suitブラック
シャープで
引き締まった印象の
ブラック
スタイリッシュな印象を与えるブラック。かつてはフォーマル感が強かったブラックですが、今は入学式や就職活動、新社会人などあらゆる場面で活躍します。着ているだけで自然と背筋が伸び、凛とした佇まいに。
Grey Suitグレー
洗練されたセンスを
際立たせるグレー
スマートな印象を与えるグレーは、大人の“カッコいい”の立役者。商談などキリッとしたビジネスシーンには濃いグレー、デイリー使いには明るいグレーなど、濃淡の差も楽しめます。
Brown Suitブラウン
上質でシックな
スタイルを叶える
ブラウン
どことなく洒落ていて、センスの高さを感じるブラウン。温もりや安心感を与える色なので、柔らかい印象を与えます。暖色と寒色、どちらとも相性がいいのでインナーの色選びが楽しめるところもおすすめです。
P.S.FAがこの春おすすめする
スーツ色はNAVY
Shirts & Items
ブラウスや靴、バッグもそろえて、
抜け目のないスーツスタイルを
スーツ以外に、ブラウスやパンプスなどもスーツスタイルには欠かせないアイテム。
着用シーンにあった着こなしを楽しんで。
Shirtsシャツ
シンプルなものから華やかな装飾があるもの、ストレッチ性に富んだもの、透けにくい素材など様々な種類があります。
与えたい印象やシーンを想像しながら、自分好みのアイテムを選びましょう。
ベーシックタイプ
飾りのないベーシックなタイプです。あらゆるシーンで着用でき、誠実さを演出します。
ギャザータイプ
胸元のギャザーで、華やかなニュアンスをプラス。気品のある、洗練された印象に。
リボンタイプ
入学式などの晴れ舞台にもおすすめの1枚。可愛らしくラグジュアリーな雰囲気を演出します。
Pumpsパンプス
就職活動や社会人生活まで長く使うパンプスは、シンプルなデザインを持っておくと安心。
長時間履いても疲れないようにサイズ合わせはしっかりと。
ラウンドトゥ
つま先が丸みを帯びている定番パンプス。幅広いシーンで着用できます。
フラットパンプス
ヒールを履きなれていない方におすすめ。疲れにくく、安定感があります。
ストラップ付き
より脱げにくく歩きやすいパンプス。スクエアを選べば知的な印象に。
Bagバッグ
就職活動でも使用頻度が上がるビジネスバッグ。
毎日使用できるように丈夫で、持ち運びやすいサイズを選びましょう。
肩掛けタイプ
A4の書類が入るサイズがベスト。マチがあって自立するタイプは使い勝手も万能です。
Inner Style
間違いないインナー選びで、
スーツを楽しむ
女性のスーツスタイルでのお悩みと言えば、インナーの合わせ方。
スーツデビューから社会人まで、押さえておけば安心の3ポイントをご紹介!
シーンやスタイルに合わせて
インナーを選ぼう
定番のシャツやブラウス以外にも、スーツに合うインナーはたくさんあります。
それぞれ柄やカラー、デザインなどバリエーションが豊富なため、かたい印象を和らげたり、華やかな雰囲気を演出したりすることも可能。今回は、代表的なインナー4種類をご紹介します。
Blouseブラウス
ブラウスは、女性スーツスタイルにおける定番インナーの1つ。シャツと比べると、ゆったりとしたシルエットが多く、柔らかい素材の生地を使用しているのが特徴です。柄やカラー、デザインが豊富なため幅広いシーンで着用できます。
Shirtシャツ
スーツに合わせるインナーとして、もっともベーシックなのがシャツです。前開きで襟がついているシャツをスーツに合わせると、スタンダードなスタイルが完成。どのようなシーンやコーディネートでも合わせやすいため、1枚あると安心です。
Cut&Sewカットソー
夏の暑い時期やクールビズでは、カットソーがおすすめ。オフィスカジュアルやデスクワークといったデイリーシーンでも。ただし、普段使いのカットソーがビジネススタイルに使い回せるわけではないため、首回りや生地感などには注意が必要です。
Knitニット
秋冬の寒い時期には、ニットが大活躍。防寒対策はもちろん、ハイネックデザインであればスタイリッシュな装いも楽しめます。春夏は、サマーニットを合わせるのもおすすめ。ジャケットと合わせる場合は、ボリューム感のチェックを忘れずに。
季節に合った素材とカラーを取り入れる
オールシーズン着られるスーツを快適に着こなすには、季節に合わせたインナー選びがポイント。
気温に合わせた素材選びや、春夏は明るいトーン・秋冬は落ち着いたトーンといったカラー選びでバランスをとり、こなれ感を演出。
- Suit
- Inner
白×黒の組み合わせは、シーズンもシーンも問わないスーツの基本。オールシーズン着られる素材を選べば、着こなしに困ることはありません。
- Suit
- Inner
夏のおすすめは、ネイビースーツに水色のブラウスを合わせたスタイリング。爽やかで透明感のあるコーディネート。
- Suit
- Inner
秋冬は、落ち着いた暖かみのあるトーンでまとめると柔らかい印象に。ニットインナー合わせで、より季節にマッチしたスタイルに。
装飾はワンポイントにさりげなく
スーツスタイルは、スーツとインナーだけではなく、トータルコーディネートでの印象が重要です。
過度なアクセサリー使いはなるべく避け、さりげない装飾で華やかさを加えると、失敗しません。
きらりと一粒輝くラメボタンが、アクセントになりつつも甘すぎない印象に。スーツスタイルのアクセントはシンプルで華奢なデザインを選ぶと間違いありません。
アクセサリー選びが難しい時は、首周りにデザイン性のあるインナーがおすすめ。存在感のあるボウタイブラウスが、さらりと華やかさを加えてくれます。
メタルバー付きブラウスに、ネックレス、ブローチ...装飾過多でしつこい印象に。派手な装飾は、ビジネスシーンでは避けるのが安心です。
スーツ、いつ着る?
入学式以降もスーツを着る機会は、意外と多くあります。
シーン別にポイントを押さえ、楽しいスーツライフを送りましょう。
入学式
スーツは定番カラーが無難。
インナーのディテールやカラーで
自分らしく!
入学式で「人生ではじめてスーツを着る」という方も多いのではないでしょうか。式典なのでスーツはブラックやグレー、ネイビーなどの落ち着いたテイストが主流です。インナーに華やかなシャツやブラウス、カラーの差し色であなたらしさを表現してみて。
リクルート
リクルートは
黒のスーツが定番。
シンプルで品よく。
就職活動をする業種や会社規定にもよりますが、まずは黒の無地で2つボタンのスーツを用意しておけば間違いありません。スカートとパンツはどちらでもOKです。体にフィットしたサイズ感、防シワの素材などを重視して、好印象を勝ち取りましょう。
入社~社会人
会社の雰囲気やTPOに
合わせて
スーツを楽しもう!
入社後はリクルートスーツから一転、デザインや色にある程度の自由が効くようになります。仕事の場であることをわきまえて「きちんと感」と「清潔感」は忘れずに、多様な素材・色・柄の中から個性を生かせるアイテムを選びましょう。
シーンや好みに合わせて
あなたらしいスーツライフを
はじめてのスーツ選び、意外と種類が多くてどれを選んだらいいか迷ってしまう方も多いはず。
ベーシックなスタイルから、自分らしさを演出できるスタイルまで、2025年最旬の4スタイルをご紹介。
Suit Style 01.
Skirt Suitスカートスーツ
シンプルベーシックの大定番!
スカートスーツは、スーツの中で最もベーシックなスタイルで、柔らかく清楚な印象に。スカートはタイトとフレアの2つのシルエットから、着用シーンや好みに合わせて使い分けを。
Suit Style 02.
Pants Suitパンツスーツ
端正でクールに見せたい派におすすめ!
定番になりつつあるパンツスーツは、ハンサムでアクティブな雰囲気に。すっきりとしたシルエットや美脚効果など、近年はさまざまな工夫が施されたアイテムも。着るだけで“デキる”印象を与えます。
Tips!
フォーマルなビジネスシーンはテーラードジャケットがおすすめ。
ボトムスはお好みと仕事のスタイルで選ぼう!
Suit Style 03.
Double Breasted Suitダブルブレストスーツ
いつもの私をリッチに格上げ
フロントボタンが2列になっており、重ね合わせて着るダブルブレストスーツ。布面積が大きいため重厚感のある大人っぽい雰囲気に。デザイン性が効いているので、さらっと着るだけで印象的に仕上がります。
Suit Style 04.
Collaless Suitノーカラースーツ
洗練されたこなれ感
ノーカラーとは、カラー(襟)のないスーツのこと。他のスタイルと比べるとシンプルでコンパクトにまとまっています。フォーマルさの中にほどよい抜け感があり、洗練された上品な装いで軽快さをあなたに。
Tips!
ノーカラーやダブルブレストスーツはオフィスカジュアルにおすすめ。
より存在感を出したい時や、カジュアルなコーディネートを楽しみたい時に!