大多数が疎かにしがちなベルト
女性がパンツスーツを着用する際、パンツにベルトを締めない方も少なくありません。マナー違反とはいえませんが、ビジネスシーンらしいきちんと感を出すなら、ベルトをするのがおすすめです。
とはいっても「たかがベルト。どうせあんまり見えないから」という理由で、安易に選んでしまっていませんか?スーツスタイルがなんとなくサマにならない、新卒感が抜けない…といったお悩みがあるとしたら、原因はもしかしたらベルト選びにあるかもしれません。
今回は、スーツスタイルに“デキる”感をプラスしてくれるサブアイテム、ベルトの選び方について解説します。
男性の場合、スーツにベルトを付けるのはごく一般的であり、ベルトを着用することでスーツスタイルが完成するとされています。
一方で女性の場合、スーツにベルトを着用しないという方は少なくありません。そもそも、レディーススーツでもベルトを着用するべきなのでしょうか。
一般的に、女性もパンツスーツにはベルトを着用するのが好ましいとされ、ベルトを付けることできっちりとした印象になります。
そのため、フォーマルな場や就活時などにはベルトを着用することが推奨されます。
パンツスーツにベルトを着用することで、スタイルの印象にも影響があります。
ベルトを付けることでウエスト位置が強調され、脚を長く見せる効果が期待できるでしょう。
ベルトループ(ベルト通し)がついていないパンツはベルト着用を想定していないため、ベルトを付ける必要はありません。
また、一般的なスーツのスカートはベルトループがついていないため、ベルトは不要です。ただし、ベルトループがついているスカートの場合には、パンツスーツと同様にベルトを通しましょう。
ビジネスシーンにふさわしいスタイルにまとめるには、ベルト本体の色はなるべくパンツと同系色とするのがルール。
例えば、黒やグレー、ネイビーなどダークカラーのスーツなら黒いベルトを合わせるのが基本です。
小物とリンクさせるという手もあります。パンプスやバッグがブラウンの場合は、ブラウンのベルトを合わせると全体に統一感のあるコーデに。
ベルト幅も重要な要素。女性らしい着こなしに仕上げるには細身のものを選ぶのが鉄則です。
幅のあるベルトはカジュアルないしはマニッシュな雰囲気になってしまうのでおすすめしません。
ベルト幅がベルトループの幅と合っていなくてもOK。かえって抜け感がプラスできて、好感度の高い大人っぽい着こなしが楽しめます。
ビジネスシーンの装いでは、カジュアルなデザインや派手さのあるアイテムはNG。
例えば、バックルはスクエアピンかラウンドピンがおすすめです。色はシルバーが無難ですが、デザインが派手なものでなければゴールドでもOK。
なるべくフェミニンなテイストを感じさせる華奢な印象のものをチョイスするのがよいでしょう。
ベルトはきちんと感を出せるだけでなく、スーツスタイルを女性らしく&大人っぽく更新してくれる重要なサブアイテムです。正しく選んで、洗練された着こなしにお役立てください。
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