ストールやマフラーは、スーツの着こなしを格上げさせるおしゃれアイテム。
しかし、
「スーツに取り入れるのって難しい......」
「スーツに合う巻き方が分からない......」
といった疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、スーツに合うストール・マフラーの選び方や巻き方についてご紹介します。 ポイントさえ理解すれば、簡単にスーツに合わせることができるでしょう。
そもそもストールとは何を指すのかよくわからないという方も多いのでは?
ストールはよくマフラーと混同されがちですが、その違いは「生地の厚さ」にあります。マフラーは生地が厚いものに限られており、一般的に冬しか使用しません。
しかしストールは、生地が厚いものから薄いものまで幅広く存在し、厚みに合わせてオールシーズン使用することができます。
スーツに合うストール・マフラーを選ぶポイントは、色・柄・種類にあります。それぞれの特徴を理解して、着用シーンに合った理想の着こなしを目指しましょう。
ビジネススーツに合うストール・マフラーの色は、スーツに用いられている色を選ぶのが基本です。ネイビーやグレー、ブラックなどの目立ち過ぎない色を選ぶのがおすすめ。
差し色として使用する場合は、自分好みの色を選ぶとよいでしょう。ブラウンやボルドーといった暖色系の色で季節感を出してみてもいいかもしれません。
色だけでなく、柄にも注目してみましょう。ストール・マフラーの柄は、スーツで使われている柄を選ぶのがおすすめです。一般的には無地が定番ですが、スーツと同じ柄で合わせると統一感が出るため、お洒落なコーディネートになります。
無地に物足りなさを感じる方は、柄物を取り入れてみるとよいでしょう。柄物を選ぶときは、ドット柄のようなカジュアルなデザインは避け、チェックやストライプといったクラシカルな柄を選ぶのがポイントです。
ストール・マフラーの種類は、「織物」と「編物」に分かれます。このうち、縦横に糸が交差する「織物」のほうがスッキリとした印象のため、スーツに合うとされています。
一方でループ目が並んだデザインの「編物」は、巻いたときにボリューム感が出てしまうため、フォーマルなビジネススタイルには不向きと言えます。
控えめに装うスーツスタイルでは、織物のストールやマフラーを合わせるのがおすすめです。
ここでは、スーツ・ストールに合う定番の巻き方についてご紹介します。巻き方によって与える印象が異なるので、シーンに合わせて使い分けてみるとよいでしょう。
首回りにくるっと1周させるだけのシンプルなエディター巻き。スーツの襟とのレイヤードを楽しむことができ、手軽にお洒落感を出せるのがポイント。
大きく広げたストールを後ろから首にかけます。片方を長めにして1周巻いたら、長くなったほうを持ちあげて輪を作り、そこに反対側の端を通します。首回りが厚くなるため、見た目だけでなく暖かさにもこだわりたい方におすすめな巻き方です。
縦長のラインが上品な印象を演出するフェイクノット。ストールを首にかけ、片方の先端でゆるく結び目を作り、そこにもう片方の先端部分を通します。首元がすっきりする巻き方なので、主張しすぎないスマートな印象を与えられるでしょう。
今回は、スーツに合うストールの選び方についてご紹介しました。
基本的にはスーツと調和する色や柄を選ぶのがポイントです。巻き方は、スーツの着用シーンに合わせて使い分けてみるとよいでしょう。
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