スーツを着用する際、ジャケットやパンツはきちんと体に合ったものを選んでいるのに、ワイシャツのサイズはほとんど気にしないという方が多いのではないでしょうか。
しかし、ワイシャツのサイズは見た目や着心地にも影響するため、しっかりと自分の体型に合ったものを選ぶことが大切です。
今回は、自分に合ったワイシャツサイズの選び方についてご紹介します。
まずは、ワイシャツのサイズがなせ重要なのか、その理由について確認しておきましょう。
ジャケットの有無にかかわらず、シャツのサイズが合っていないとバランスが悪く見えてしまいます。
たとえば、ノージャケットの着こなしが増える夏場は、ワイシャツのサイズ感がシルエットに直結します。ワイシャツが体型に合っていなければ、見た目が窮屈になってしまったり、場合によってはだらしない印象を与えてしまう恐れがあるでしょう。
また、ジャケットを着用する場面でも、シャツの袖がジャケットの袖口から少し出るのが適切だとされています。そのため、ワイシャツのサイズが合っていなければ、アンバランスでチグハグな印象となってしまいます。
ワイシャツのサイズ感は、見た目だけでなく着心地にも影響します。
体型に対してシャツのサイズが小さければ窮屈でストレスがかかりますし、大きすぎるとあちこちもたついて着心地が損なわれてしまいます。
では、自分の体型に合ったワイシャツサイズの選び方について見ていきましょう。
首回りは、メジャーを使って、首の付け根(骨が突き出ているところの少し上あたり)から、のどぼとけのやや下を通ってぐるりと一周した長さを測ります。その寸法に1cmから3cm足した数字が首回り寸法です。
裄丈は、手をまっすぐおろした状態で、首のうしろの付け根中心から肩先、肘を通って親指側の手のくるぶしまでの長さを測ります。その寸法に2cmから3cm足した数字がジャストな裄丈となります。
首回りと裄丈の寸法がわかったところで、ワイシャツのサイズタグを見てください。「39-84」という具合に2つの数字が記されているはずです。この場合、39が首回り、84が裄丈の長さを表しています。
首回りと裄丈がジャストであれば、多くの場合は自分の体型にフィットするはずです。ただし、ワイシャツのシルエットやデザインによって違いがあるため、できれば店頭で試着して、自分にぴったりのサイズを見つけるのが良いでしょう。
より自分の体型に合ったワイシャツを探したいのであれば、胸囲や胴囲の寸法にも注目してみましょう。
胸囲は実寸+14~18cm程度、胴囲は実寸+12~15cm程度のものが適切といわれています。いろんな動きを試しながら、体に無理がかからないかどうかもチェックしてみてください。
今回は、自分に合ったワイシャツサイズの選び方についてご紹介しました。
ワイシャツのサイズ感は見た目の印象だけでなく着心地にも影響します。
今回ご紹介した情報も参考に、自分に合ったサイズのワイシャツを選んでみてはいかがでしょうか。
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